豊かな森を守ろうプロジェクト、始動します!

5月13日にオープンした当店。
様々なご縁や人に恵まれて、無事オープンできた私たちですが、古民家の雨漏りや設備の古さなど、まだまだ課題だらけなのが実情…。今回さらにパワーアップして、より一層いろんな人たちが集う場として整えるために「豊かな森を守ろう!プロジェクト」を始動することとなりました。

1. 森がオープンするまで

森オープンのプロジェクトが動き始めたのは、2022年の年末。かねてより、「今治ホホホ座」の別館として常時開いている場所が欲しいと思っていたさなかに、とある物件を発見。それが今の「森」となる古民家でした。

築70年近くでありながら、しっかりした作りで、趣のある空間。
「これは何かできそうだ」
一目見て、そう思わずにはいられませんでした。

その時にちょうど、松山にあった古書店「社日(やしろび)」(旧 浮雲書店)から相談が。店を畳むことになったが、在庫として抱えていた本を引き取って欲しいという話が舞い込みます。

この本とあのお家で、何か新たな「場」ができるかもしれない。

地元の古本屋や新刊書店がなくなっていた今治で、新たな流れを作る「場」として動き始めます。

しっかりとした作りとはいえ、土壁は剥がれていたり、畳は傷んでベコベコだったり。
長く空き家になっていて埃だらけな上に、1000冊近くの、大量の古本が流れ込んできて…。
やることは山積していましたが、スタッフや地元の高校生、知人の大工さんや畳屋さんなど、様々な人と共に、整えていきました。

そうして、準備に費やすこと約半年。スタッフ・高校生など総出での大掃除や、ヒヤヒヤしながらの保健所申請、1000冊近い古本の仕分けを経て、5月13日、無事オープンすることができました。オープン当日は、京都からホホホ座の発起人である山下賢二さんも来店。こけら落としとしてトークイベントを開催しました。

2. 森の現在

店名の「森」は「ホホホ座」の「ホ」を3つ重ねたもの。様々な生き物が暮らす「森」のように、この場所も地元の人から観光客、赤ちゃんから高齢者まで、様々な人が集まる場となるよう名付けました。

オープンして3ヶ月弱、ありがたいことに老若男女、様々な方にお越し頂いています。友人との待ち合わせ場所にしたり、ゆっくり本を読む場にされたり、「こんなイベントがしたい」と相談してくれたり。嬉しい流れができつつあります。

通常は、古本とコーヒーなどのドリンクが飲める場所。コーヒーは、今春立ち上がった生活福祉事業所「さんかくやま」の利用者さんたちが焙煎したコーヒーを使用しています。
毎回、焙煎の具合は少しずつ違いますが、それもここのコーヒーの「味」。そういったところも楽しんでもらっています。

また、今はクリームソーダやコーヒーフロートなど、夏らしいメニューのほか、ビールなどのアルコールも用意しています。

イベントも、オープンしてから毎月、ジャンルレスに開催。細野晴臣さんの誕生日前日に皆で彼の曲を聴く「細野晴臣イブ」、今治の昔の写真を持ってきて語らう「今治今昔写真」など、森企画のものから持ち込み企画のものまで様々です。

今後も、ライブやトークイベントをはじめ、森だからできるというような、いろいろなイベントを実施できればと考えています。

また、私たちは今治をディープに遊び倒していると自負しているので(笑)、観光客やサイクリスト、お遍路さんなど、外から来られた方にも「今治」の面白さや魅力を共有したいと思っています。そのため、森には宿泊や観光案内、給水所、お接待のような機能も持たして、たくさん根を張り枝を伸ばしていく予定です。

ただ、古民家ゆえの課題がまだ残っているのも現状。雨漏りするし、電気は旧式のものも多いし、空調は家庭用エアコン1台だけ。これは店としてまずいなと思うことも多々あります。元々のポテンシャルがあるだけに、すごくもったいないんです。

整えればもっと良い空間になるはず。
でも、それをするだけの経済力が正直ない…

そのため「豊かな森」を育むべく、プロジェクトを立ち上げました。

3. 森のこれからの挑戦

現在も、様々な人に来ていただいている森ですが、皆さんのサポートを受けて下記のようなこともしていく予定です!

1つは「アーティストが泊まれる宿計画」。
母体の今治ホホホ座には、毎月のように様々なジャンルのアーティストが来ているのですが、その方々を森に宿泊してもらおうと思っています!
アーティストに「今治」を満喫してもらったり、そのまま森でワークショップやトークイベントも開催しようと計画中です。

2つめは「サイクリスト・お遍路さんの休憩所」。
今治は、しまなみ海道を自転車で走る出発地点であり、四国八十八箇所霊場のお寺が5つもある町。でも、彼らにゆっくりしてもらう場って意外とない気がする…。ということで、休憩や給水、観光や地元グルメのインフォメーションの場として、よその人にも開けた場とすべく整備します。

その他にも、FC今治のパブリックビューイングをしよう!とか、本屋だから読書会みたいな本のイベントがしたい!、日替わり店主でランチをしてはどうだろう?など、スタッフもお客さんも妄想が抑えきれなくなっています(笑)
一度にすべてはできないかもしれませんが、いずれはどれも形にできればと考えていて、その地盤固めとして、今回のプロジェクトをサポートいただけると嬉しいです。

ワインの世界では、ぶどう畑を取り巻く土壌や気候などの自然環境を「テロワール」と言い、このテロワールがワインの個性を大きく左右するとされています。森はまさしく、その土壌をこれからつくっていく段階。様々な形で、一緒に「耕して」もらえるよう、いくつかのコースを設定しました。

詳細は下記よりご覧いただけます。
ぜひ豊かな「森」にすべくご支援ください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。